新社会人のマネーリテラシー③手取りが減るのはなぜ?次は“税金(所得税・住民税)”を理解しよう(新社会人向け)

前回は、給与明細の控除のうち「社会保険」について整理しました。
今回は、控除のもう一つの柱である 税金 を、できるだけやさしくまとめます。

新社会人の方がつまずきやすいのは、ここです👇

  • 「所得税ってなに?」
  • 「住民税っていつから引かれるの?」
  • 「2年目に手取りが減るって本当?」

結論から言うと、本当です
理由も含めて、順番に見ていきましょう。


目次

給与明細で見る税金は主に2つ

給与明細で、税金としてよく出てくるのは次の2つです。

  • 所得税(国に納める税金)
  • 住民税(住んでいる自治体に納める税金)

この2つの違いを知ると、「なぜ手取りが減るのか」が一気にわかりやすくなります。


所得税は「毎月の給料から少しずつ前払い」

所得税は、毎月の給料から天引きされる税金です。
ただし、これはざっくり言うと “見込みで引かれている” イメージ。

なぜなら、1年の収入は途中で変わることがあるからです。
(残業・賞与・退職・転職など)

そのため会社では、毎月の給料から概算で所得税を引き、年末に調整する仕組みがあります。


年末調整で「払い過ぎ・足りなさ」を整える

所得税は、年末に 年末調整 で調整されます。

  • 払い過ぎていれば → 戻ってくる(還付)
  • 足りなければ → 追加で引かれる

新社会人のうちは、まず
所得税は毎月引かれて、年末に調整がある
このイメージでOKです◎


住民税は「前年の収入」をもとに課税される

ここが、2年目に手取りが減りやすい最大の理由です。

住民税は、基本的に 前年の所得(収入) をもとに計算され、翌年に支払います。

つまり、社会人1年目は…

  • 前年は学生で収入が少ない(またはゼロ)
    → 住民税がほぼ発生しないケースが多い

ところが、社会人2年目になると…

  • 1年目に給料をもらっている
    → その前年所得をもとに住民税が計算される
    2年目から住民税が天引きされる(特別徴収)

結果として、給料が同じでも 手取りが減ったように感じやすい んです。


注意ポイント:2年目の「手取り減」は異常じゃない

「えっ、給料上がってないのに手取りが減った…」
この現象、めちゃくちゃ多いです。

でも、これは珍しいことではなく、住民税が始まることで起きやすい“あるある”です。

新社会人のうちに知っておくと、心の準備ができます。


まとめ:税金の仕組みがわかると、給与明細が怖くなくなる

  • 給与明細の税金は主に 所得税住民税
  • 所得税は「毎月の前払い」→ 年末調整で整える
  • 住民税は「前年の所得」をもとに計算される
  • そのため 2年目から住民税が始まって手取りが減りやすい

控除の理由がわかるだけで、「なんとなく不安」が減っていきます^^

次回予告:人生100年時代!まずは社会人1年目からできる「先取り貯金」
“頑張って節約”よりも、給料日に自動で貯まる仕組みを作るのがコツ。次回、初心者向けにやさしく解説します。

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